■■■水温変化による溶存酸素と魚の基礎酸素要求量 |
水 温 10℃ 15℃ 20℃ 25℃
30℃
体重1kg(1H) 30mg 45mg 65mg
75mg 85mg
酸素量(1ℓ) 11.5mg 9.76mg 8.8mg 8.11mg 7.53mg
0℃(14.16mg)
上記溶存酸素は資料により多少違う資料もあるかもしれません。
(例)
以上の事から計算すると水温20℃、魚体重5kgの場合
5kg×65mg=325㎎(1H) 酸素必要量
溶存酸素 8.8mg/1ℓ(325÷8.8)約40ℓ有れば約1Hは何もしなくても
理論上は生存可能(もちろん魚の排泄物が有る為、多少の余裕
を見たほうが良いと思う。)
以上(例)に付いてはあくまで私個人の考えで有ります。
水の硬度
1度 17.8㎎ 5度 89.0㎎ 6度 106.8㎎
WHO(世界保健機関)1ℓあたり30㎎未満軟水 60㎎~120㎎未満
中度硬水 120㎎以上硬水(日本は地質の特性状軟水が主体)
水の硬度の測定方法
バケツに水を入れて2時間エアーレーション
PH上昇0.1~0.3軟水 0.8以上硬水
(以上錦鯉月間誌より抜粋)
養 鯉 (日鱗1997,2月号抜粋)
軟水は一般的にミネラルが少ないだけでなく、綺麗であり、長く滞留しても
アオコや糞、病原性バクテリアが繁殖しにくいということである。
鯉の成育しやすい環境ということであろう。
餌 (少) 水質良好 生育不良
(多) 水質劣化 生育良 死亡やや多
中度硬水やミネラルの多い水だと、どうしてもアオコが発生しやすい。
中度硬水で飼育する場合は、餌さの量や新水の入れ替え、また
濾過槽等に充分配慮が必要である。
餌 (少) 水質良好 生育良好
(多) 水質きわめて劣化
生育良好 死亡危険性大
錦鯉専門誌から抜粋しました。参考になれば幸いです。
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