穴あき病臨床例−3 (30cm白写り)  月間錦鯉掲載
自宅池で6月28日朝、30cm白写りの左手の付け根に5oほどの出血があるのを見る。早速引き揚げたところ、口唇部にもただれのあることがわかり、治療にかかった。
2002年6月28日 改めて試すつもりで、南天の葉を生のまま、病魚とともにガラス水槽へ。
6月30日 治る気配は見せるものの、今ひとつの感。
7月1日 傷の赤みが増してきた。
7月2日 水換えし、粉状にする前の、枝状の乾燥南天を入れる。
7月3日 赤みがやや減る。
7月5日 日ごと快方に向かうが、完治はまだ。左手付け根も治り切っていない。
7月6日 再び水換えし、袋入りの乾燥南天を入れる。
7月10日 完治。
12月  30t池で元気に泳ぎまわる。
 所見 初めから細かく砕いて袋に入れた乾燥南天を使っていれば、もっと回復が早かったかも。