私のアクティブライフ 2009年
 その27 鬼門


 2009年10月
 以前からこの方面には数回来ているのですがタイミングが悪くなぜか寄れませんでした。今回は以前寄れなかったところが総て行けると言うことなので楽しみにしています。
 朝8時40分京王八王子集合という事でいつもの友人に送っていただきました。今回友人は仕事の都合上行けません

 厄介な事に大きな台風が発生して私達と同じ様な動きをしそうです。バスが走り出して間も無くバスのワイパーが
動き出しました。ヤッパリな~駄目かナ~ですね。

 最初の見学地、木曽駒ケ岳に着いた時は傘はいらない状態でした。

 頂上の千畳敷が混みあっているというので駐車場で1時間待つという事になりました。
 天気も除除に変わり始めて
辺りは暗くなり傘が必要な状況になりました。このロープウェーは時季によりですが4時間待ちもあるそうです。

 60人乗りという大きなロープウェーに詰め込まれました。幸い前方が良く見える位置に立つ事が出来ましたが濃いガスの為ほとんど見えません。しかし高い所にいるという感じはします。
 頂上までわずかだろうという所でゴンドラを吊っている鉄塔が見え頂上を示す看板もかすかに見えました。

 最悪の千畳敷です。見えるのは近くだけです。
 この様な景色が見たくて来ました。(パンフレットより)
下が少しは見える様になりました。

 深い谷底には流れも見えます。

 斜面の紅葉も見えます。

 霧の中からいきなり凄い岩肌が。晴れていたら見ごたえあるんでしょうね。 

 頂上にいたのは10分くらいです。下りのロープウェーです。どうした訳かガラガラです。記念写真も撮れました。

 バス、ロープウェーの乗り継ぎ場所、「しらび平」です。

 ここへ行って来ました。

 菅の台バスセンターより入山専用バスに乗り換えてしらび平まで往復をします。
 バスは急勾配、急カーブの狭い道を凄い勢いで上ります。エンジン音を聞いている限りではローギアーで思い切り引っ張りセカンドギアでさらに押し上げます。エンジンは建設機械のようにウナッテます。このコースを知り尽くした運転手さんですからマァ~乗っていられますが恐いです。
 私は最前列に乗っていましたがバスの前部は常に縁石から出ていた様に見えました。女性の運転手さんですが良くこんな運転が出来るナ~と考えました。たぶんですが上りのバスの場合スピードを落としたり、停車してしまったら再び走り出すのが難しいんでしょうね。このコース総てが上り優先道路でした。
 仮にですけどね。坊主頭、ねじりハチマキ、腹巻姿のオッサンがハンドルを握っていたらと想像してみてください。。。恐いですネ~
 今夜はここに一泊します。

 下呂温泉・ホテルくさかべメモリアルです。大きなホテルです。迷子になりそうです。


 大きな露天風呂です。


 大きな部屋です。約20畳の部屋です。


 部屋から飛騨川の対岸を見ます。
風と雨のせいか多少かすんで見えます。

 やっとくつろげます。テーブルに何やら色々並んでいました。
ホテルの利用説明書新聞等。こんなのは始めてです。普通はテーブルにお菓子が一人2個くらいですがこのホテルは違いました。

 宿泊のお客さんに色々味わって頂き売り上げが少しでも伸びればという事なんでしょうが、親方ホテルは製造販売元に試食用としてどんどん持ってこい・・などと凄い圧力をかけるんでしょうネ。
---年寄りの婆さま一人分くらいのお土産になってしまいますよね---


 楽しみのひと時ですがやはり迷子になりそうです。八階から一階まで一直線で降りられます。珍しい階段です。

 エレベーターです。普通は垂直に上下しますがこのホテルのエレベーターは階段と同じようにななめに移動します。 エレベーターというよりケーブルカーという感じですね。動きは とろい の一言です。

廊下も長いです。

 食事はバイキングです。

 私は部屋でゆっくり頂くのが好きですが舞台を見ながら頂くのもいいですね。
綺麗な女性歌手だと思って見ていましたが元々はフィリピンの男だそうです。

 夜明け前です。
台風のため雨が強く風がうなってます。対岸の街が火事のように見えます。

 早朝のテレビニュースです。
私達がいる所が台風に狙われたかとも思われるほどピッタリで来ます。
朝食です。早めに軽く頂きました。
 テレビニュースから目を放せずにいた所部屋の電話が鳴りました。間違ったモーニングコールかなと思いました。電話は添乗員の方からでした。『今日は台風の為東京へ直帰です』やっぱりナ~心の中にはもしかしたらと言う気もありました。
 東京へ直帰が確定しました。

 雨風が強くなりそうです。

 下呂温泉を出て間も無くです。長良川の支流、益田川はもうすぐはんらんしそうです。

 下呂温泉を離れるにつれ空は明るく遠くが見えるようになりました。

 中央高速をしばらく走ると雲の中から青空も覗くようになりました。台風とは無縁になった様なので帰路の途中で予定外の観光でもあるのではと考えていました。

 その後添乗員さんがマイクを持つことなくバスは青空の下東京へと追い越し車線を一直線。
追い越し車線は追い越しの時だけのはずこれは違反です。バスだけには適応されないようです?

 途中2回のトイレ休憩をしてバスは勝沼まで来てしまいました。車窓から勝沼の町が良く見えます。
 数年前までは山梨の鯉屋さんに頻繁に来ていました。この地方でも高齢化が進んでいるようでブドウ畑、モモ畑が随分少なくなり畑であった所に住宅が多く出来ているようです。

 八王子に間も無く着きます。多摩川に流れ込む淺川も台風の影響ですね。濁った水が川幅いっぱいです。
 昭和47年秋、雨の中飛騨の高山を目指しました。松本から高山へ向かう途中の安房峠が大雨の為通行止め。しかたが無く塩尻まで戻り旧中津川林道経由高山へと考えました。途中夕暮れの為木曽宿で一泊する事に。 当時としては洒落た宿でした。

 木曽宿で「木曽宿」という屋号ですから木曽宿での走りの宿でしょうね。

 楽しいひと時をすがしました。私達と同じ理由でここに一泊を決めた様です。
 その後この近くを良く通リますが新しい道路が多く出来た為かこの宿を確認する事が出来ません。もう一度行って見たいと考えています。

 朝になっての交通情報ではこのコースでも飛騨の高山へ向かう事は倒木が多く不可能でしたのでしかたが無く、コースを変更して長野方面へ向かいました。車山高原ではまだ小雨が降っていました。

 白根山が遠くに見えます。

 志賀高原で遅めの昼食です。

 沼田、正丸峠経由で帰宅しました。目的地に着く事が出来ずに帰宅するのは疲れますね。