私のアクティブライフ 2020年
 その105 湧清水の壊れたと思われる排水弁を自然復活させる
2020年3月
 湧清水は便利な濾過機ですが排水弁からの水漏れをよく起こします。半日くらいの水漏れでも池の水は随分減ります。愛鯉家は慌てて販売店などに連絡を取り修理を依頼しますが大金が飛んで行きます。今回の方法ですとほとんどの場合自然に復活します。排水弁に木の葉、枯れ枝、ハニカムの欠片などが排水弁に引っ掛かりますと濾過中の水がチョロチョロ流れ続けます。 
 排水弁が締めきれず水が漏れてもこれがついていますと慌てなくても大丈夫です。
 材料は30mm×13mmの違径チーズを使います。
 排水弁に差し込みます。13mmの部分を下向きに取り付けます。
 内径15mmくらいのホースに13mmのパイプを6~7センチくらいに切ってホースに差し込みます。
 パイプを差し込んだホースを下向きの部分に差し込みます。
 汚水の排水時には勢いよく流れ出しますので13mmの穴に流れ込む事は少ないです。汚水の排水がほとんど終わりますと排水される水は綺麗なものになります。
 排水弁から水はチョロチョロ流れ続けますが池や沈殿槽などに戻せば池の水が減る事はありません。
 排水弁から水はチョロチョロ流れ続けましても、湧清水が何度かの洗浄、排水を繰り返せば排水弁に引っ掛かった異物は自然に取れて流れてしまいます。
 2015年に発表したパッキンで直す方法です。
 こんな簡単な事で水漏れは止まります。多くの鯉屋さんが同じ材料でパッキンを作り高額で売っているそうです。